２００２年から実施される教育改革では、「生きる力の教育」を目標に、「自ら学び、自ら
考える力の教育」と「心の教育」を強調しています。

２１世紀の教育は「ゆとり」のなかで「生きる力」を育むことといわれています。
知識を中心にした教育ではなく、知識・感情・意志の働きをバランスよく育み、自ら学び
考える力を身に付けた子供を育成する教育への転換が急がれています。

そんな状況の中で、”生命産業”の酪農が教育関係者の注目を集めています。
「総合的な学習の時間」や「子供の心や生きる力を育む教育」の場として大いに活用でき
るという視点から高い評価を得ています。

動物の命と向き合う酪農が、子供たちの「生きる力」を育んでくれると確信しています。

【認証制度、その背景と理由、その要点】

近年、農業のもつ多面的機能を見直す動きが全国的に強まってきて、人々に牧場や農場を
開放する農家が増えてきました。中でも、牧場や農場にあるさまざまな資源を教育的に活
用する「酪農教育ファーム」活動が活発化しております。

農場の安全、衛生管理の基準や教育能力の適正レベルに達していることが、何より求めら
れます。一定の水準に達した農場に対して、「教育を行うのに適正な農場である」という
認証制度が設立されました。

船方総合農場はその認証制度の認証を受けた農場です。
船方農場グループ