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トップページ>Hot!みるく>49号 |
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平成13年度の活動計画 |
[船方農場グループ代表:坂本多旦] 謹んで新春のお慶びを申し上げます。 21世紀を迎え、皆様には新たなる希望を胸にご健勝にてご活躍のことと存じます。 平成2年(1990)に皆様とともに、新たなる農業・農村づくりを目指し、生命総合産業(第6次産業)の確立に向けて始動しまして早10年の歳月を重ねることが出来ました。 これは、ひとえに株主の皆様や、ご愛顧頂いております顧客の皆様のご理解とご支援の賜であり心からお礼を申し上げます。 この間、私ども農業者にとって農産物を作れば良かった時代から、それを加工し、販売し、更に交流するという、私どもにとって全く未知の体験でありました。従って、数多くのご迷惑をおかけしながらも皆様の暖かいご理解とご支援に支えられ、牛乳やお米の定期(毎週)購買を頂いております顧客様が約5000戸まで拡大いたしました。心からお礼を申し上げます。 さて、いよいよ21世紀、わが国の社会は大変革を始めており、国際化の中で安い農産物が押し寄せ、農業・農村も大きく変貌すると思われます。しかし、私の想いは、今世紀の初頭には地球の人口が80億になると言われる中、命の源である食料は「地産・地消」が生き物にとっての大原則であると思います。 また、農業・農村の持つ多面的機能の大切さを、私どもは交流によって体感し、その必要性を痛感して参りました。この環境保全力、生命教育力、免疫力等、癒しの場として、21世紀に我が国の社会になくてはならない「産業」であり「場」であると思います。従って、これからは「作る人」と「食べる人」が力と知恵を出し合い「命きらめく里」を創出する時代であると思います。 私どもは、この想いを糧にこれからも頑張って参りたいと思いますので、皆様のご支援、ご指導を切にお願い申しあげ、ご挨拶といたします。
[船方総合農場:吉岡永裕] 船方農場は、酪農、肉牛、堆肥、施設園芸、果樹および水稲部門で構成される複合農場として活動しています。 酪農部門:昭和50年に建設された施設であり、今日の技術では及ばないところや新たな法律の規制等の課題があります。夏場と冬場では乳質(乳脂肪、無脂固形分)が一定しないため、給餌方法を変えたり、農場の牧草地から1番目に刈り取った草、2番目、3番目の草、水田からの稲わらや牛の飼料用稲を混ぜ合わせて、できるだけ均質な飼料を与え、乳質の変化が少ないよう努力しています。又、古い施設ながらも、常に新しい情報や技術を取り入れ工夫して使っています。生乳は、乳脂肪・無脂固形分だけでなく、細菌数、体細胞数も検査され、安全で衛生的なものが出荷されています。周りの環境にも手を加え見学しやすい様に工夫していきます。 施設園芸部門:ガラスハウス6棟、ビニールハウス8棟があり、シクラメン、カーネーション、花壇苗花等を生産しています。大半は市場出荷となっていますが、これも見せる園芸とし、直販とギフトに力を入れて行きます。 果樹部門:ブドウとリンゴを生産しています。昨年は味が良かったので全量を販売できました。今年は、リンゴの樹が大きくなった分、生産量が増えてくるため、りんご狩りと直販を主体に行います。 水稲部門:農場の水田は所有地、借地を合わせて30haあり、コシヒカリ、酒米、転作作物(牧草等)を作付しています。阿東町は、山間高冷地で太古の時代湖であったことから、県内では一番おいしいお米がとれます。農場の水田は町内に点在し、端から端まで約20kmあるので、田植え、肥培管理、刈り取りの手間がかかります。今後は、水田を団地化していき、生産コストを引き下げ、おいしくて少しでも安いお米を作ります。 船方農場は、みるくたうん、グリーンヒルATO、消費者の皆さんと共生していかなければと考えます。皆様も自分の農場と思い、気軽にお出でください。又、色々なご意見をください。
[みるくたうん加工場:内田篤] 昨年は大手乳業メーカーの食中毒事件を始め、異物混入や遺伝子組み換え食品など、消費者としては、食品業界(メーカー)に対し強い不信感を持った1年でした。 みるくたうん加工場は、設立当時から現在まで「安全・安心=顔の見える食品づくり」をモットーに大きな事故もなく従業員一人一人が衛生意識を持って取り組んできました。加工場には見学通路があり、来場者がいつでも製造現場を見学できるようになっています。そのためか、昨年の食中毒事故後、全国の牛乳消費量が落ち込む一方で、当社の牛乳は確実に売り上げを伸ばしていきました。それは、「大手メーカーはもう信じられない。安全な牛乳を飲みたい。だから農場へ行って牛乳製造を見たことのある、みるくたうんの牛乳を購入したい。」と消費者からの要望があり、それに答えることができたからです。 今後も、社員一丸となって食品製造者の社会的責任を自負しながら、牛乳を通して社会に貢献できる様、取り組んでいきたいと思います。
[グリーンヒル・アトー:有竹閲朗] 第一に、農場への来客動員数をいかにして昨年より増加させるかを多目的角度から考え、手段、対応を的確に実行していきたい。例えば、牛乳宅配の顧客はもとより、他企業や官公庁、学校、老人クラブ、婦人会、子供会への宣伝を含めたパンフレット配布と電話による働きかけ。これにより、田舎ブーム、農場ブーム、しぼりたてのおいしい牛乳ブームのきっかけを起こす何かを見つけたいと考えています。また、バーベキューのお客様が売店に立ち寄りやすいように、道の整備と花木の確保を考えております。 今後は、船方農場にしかない目玉商品、目玉イベントを開発していくことが重要です。例えば、野性的かつ豪快な牛の丸焼きは、他ではなかなか見られないものです。商品メニューでは、誰にでも喜んでもらえるような、庶民的で親しみがあり、きらりと光る名物になるような一品を看板にすることが大切です。 精肉については、従来の表示から適切な変更と改革をスムーズに進められるようにしたいと思います。お客様に安心しておいしい肉を食べていただけるよう国産肉と外国肉の違いを明確にして、納得のいく精肉でやっていけるように努力していきます。そのためには、肉質を見る目と仕入原価の問題など、考慮していくことが多々あると考えます。 |
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開催場所: 船方農場 お問い合わせ: みどりの風協同組合・鰍ンるくたうん |
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どなたでもOK |
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どなたでもOK |
(収穫祭) |
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新米つかみ取りのみ有料 他は無料 |
どなたでもOK |
入社3ヶ月の新人ですが、編集を担当することになりました。国内も海外もあちこち旅行しましたが、徳佐は私の好きな風景のベスト10に入ります。フランスの風景を和風にした感じで、山に囲まれた田園と赤い瓦屋根の家並みが美しく調和しています。秋から冬にかけて毎日の景色の変化に感動し、これから春と夏が楽しみです。ストレスのたまっている都会の人がボォーとしに来るのにいい所です。 (S) |
HOT!みるく No.49 |
発行:みどりの風協同組合 / 編集:(株)みるくたうん 〒759-1513 山口県阿武郡阿東町徳佐下11450-39 船方農場内 TEL:08395(7)0710 |
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