![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
トップページ>アスコット倶楽部 |
![]() |
アスコット倶楽部 |
A・sukot倶楽部について 船方農場グループには現在、51名の職員が働いております。 また、今年は6名の新入社員を迎えます。 職員の出身地は、当地、阿東町出身者もいますが、名古屋や大阪、福岡と全国的です。 ふるさとを遠く離れて暮らすみんなは、船方農場もさる事ながらご当地、徳佐が好きです。 日々の思いや、親になって分かる親の心、腹の立つ事などをちょっとしたコラム形式で綴って見ました。 そんなこんなでA・sukot倶楽部をホームページ上に作ってみましたのでご一読頂ければと思います。 |
・7 |
私は今年の4月から徳佐に住み、(有)船方総合農場の園芸部で働いています。早いもので入社してから半年が経過したのですが、あっという間に時間が流れました。 徳佐に来た時の印象は、やはりのどかな所だなと思い、春には鳥のさえずりが聞こえ、夏には青々とした緑の木々や草原を見ることができ、秋になった今では、虫の鳴き声が仕事中に聞こえてくるんです。働き始めてからずっと、季節の移り変わりなどを肌で感じる事が出来ています。 今までの重大事件といえばやはり、9月7日の台風18号が山口に接近し、各地で大きな被害を残していったことです。船方総合農場も被害を受けた所で、園芸部ではガラスハウスのガラスが割れたり、パイプハウスが歪んだり、ビニールハウスのビニールやハウス内の植物が飛ばされたりと、とても大変でした。 台風が過ぎ去った後は修復作業にとりかかっているのですが、、毎日農場内を見るたび、心が痛みます。 そんな中でも植物達は負けずにどんどん成長していて、私達も買って下さる人たちに喜んでもらえるよう毎日、植物の管理等に頑張っています!!仕事は日々勉強であり、より良い物を、と、心がけています。船方農場に来られた際には、園芸部のハウスまで是非、足を伸ばして花々を見ていってください。お待ちしています。 徳佐居住1年生/(有)船方総合農場/園芸部K.K |
・6 |
私の仕事は、(株)みるくたうんの加工場の中で牛乳の製造に携わったり、製品の検査・分析などをしています。 1週間まるまる加工場の中にいるわけではなく、1週間に一度、天気の良い日曜日には売店前で接客業をしています。 接客業といっても、加工場で作った牛乳や串焼きソーセージをお客様に販売する仕事です。 今まで、私は、(株)みるくたうんに就職するまで、バイト等をしたことがなく、知らない人に声をかけるのがなかなか慣れませんでした。「いらっしゃいませ。」と言う一言が恥かしくてなかなか言う事ができませんでした。 でも、勇気を出して「いらっしゃいませ、こんにちは。」と声をかけてみたら、お客様は「こんにちは、良いお天気ですね。」と声をかけてくださいました。それが、とても嬉しくて接客というのも悪くないなぁと思い、気持ち良かったです。 些細な事だけど少し心が温かくなって、少し幸せな気分になりました。 挨拶というのは、その人の第一印象を決めてしまうものなので大切だと思います。これからも来場して下さったお客様に気持ちの良い挨拶をして、少しでも気分良くなって頂けたらと思います。 回りをよくみると、小さい幸せというのは、結構あるものだなぁと思います。たくさん見つけてみようと思います。 (株)みるくたうん 加工部 R.N |
・5 |
8月下旬、グリーンアドバイザーの資格試験を受けに福岡へ行きました。グリーンアドバイザーとは、園芸を楽しみたい一般の方々に、正しい情報を与え、適切な指導をすることが出来る資格です。 船方農場の生産の場で働いている私たちでも、園芸部にまで直接お花をお買い求めに来られ、消費者の方々と接することが多々あります。そんな時、消費者に正しい情報やアドバイスが出来なければ、お客様が困るだけでなく、船方農場に対する不信感が生まれる恐れもあります。そう考えた時、園芸部で生産される主な植物だけでも勉強し、知識を身につけようと思いました。 入社して2年が経った頃、播種やプラグ苗の生産現場を任せられるようになり、プラグ苗生産の勉強も加えてやる事になりました。 以前から思っていたことではありますが、1日24時間というのは、仕事が終わった後にいろいろやりたい事がある人間にとっては、本当に短いです。 話が少しそれましたが、そんな時、このグリーンアドバイザー資格試験の話を聞きました。毎日現場で働いていても、"現場でやりくりする知識"は得ても、"植物の知識"は自分が疑問を抱き、知ろうとしない限り得られるものではありません。 だから、自分を追いこんで勉強できるいい機会だと思い、受けることを決意しました。 試験1日目は、朝からみっちり講習を受け、2日目も夕方まで講習があり、最後に1時間の試験がありました。正直、これは、睡魔との戦いでした。何度椅子から落ちそうになったことか。その上、前日の寝不足や試験会場のクーラーのせいで体調を崩し、宿泊先のホテルで夜通しうなされていたようです。一緒に試験を受けに行ったM氏の手厚い看病により、なんとか2日目の試験まで受けて帰ることが出来ました。 「生涯学習」という言葉があるように、人は常に何かを学んで生きていくことが大切で、学ぶことで人生を充実させることができると思います。 私もこれからもっといろんなことを学び、人生をおもしろいものにしていきたいです。 船方総合農場園芸部 Y.Wさん |
・4 |
最近、実家に帰ると幼い頃の写真をついつい見てしまうようになっている。それは、妹がもうすぐ結婚をするからだと思う。嬉しいような、寂しいような複雑な気持ちでいる。そんな気持ちを紛らわすつもりか、写真に手がでてしまう。幸い、学校行事や両親にいろいろな場所に連れていってもらったので、沢山の写真がある。生まれたてのサルのような写真や、あの頃はやりのポーズをきめている写真、泣きわめいている写真…いろいろな場面が想い興されて何度見ても飽きずに繰り返し見てしまっている。そのたびに、あの頃はあんな事があったと親と思い出話に浸る。たいていは失敗談で、たまにお褒めの言葉をいただく。いくつになっても、親に"この子がこんな事ができるなんて思いもしなかった、嬉しかった、びっくりした"なんて言われてしまうと、それが例え姉妹のことだとしても、嬉しくなってニヤ〜としてしまう。小さい頃は、私が長女なので姉の権力で妹たちに命令し、嫌なことをおしつけたりもしていた。そして、よくケンカをした。(すぐに仲直りもしたけど。)なのに大人になると良き相談相手で、良き理解者になってくるので、毎日同じ家にいる家族とは不思議なものだ。 (株)みるくたうん(Y.Mさん) |
・3 |
毎日牛乳を軽トラックにたくさん積み阿東町周辺を配達して、もう二年が経とうとしている。初めてこの仕事を始めた時は、先輩方の言う事を聞いて自分に任された仕事をやることで、精一杯だった。でも今は、まだまだなのかもしれないけど、もっとたくさんの人に船方農場の牛乳を飲んでもらうため、日々牛乳を配達し、そして宣伝をしている。なかなか宣伝というものが難しく、いまだに慣れないところもある。でも、なんとか自分なりに相手に船方農場の事が伝わるように、宣伝している。上手く出来ているかどうかは、なんともいえないけれど・・・。 まだ、二年。今からもっとたくさんの事をこの船方農場で学んでいく。そうなれば、これから先いろいろな壁にぶち当たっていくと思うし、新しい事にも挑戦する事になるかもしれない。それでも、一つでも前に進めるように、頑張っていきたいと思う。まずは、配達と宣伝だ!! みるくたうん営業部(Nさん) |
・2 |
そろそろツクシが顔を出す頃。私が入社して1年が経とうとしている。広島生まれの広島育ち、家は比較的都心である。親も何でわざわざそんな所に…と不可思議に思っていた。田舎好きの理由は分からない。祖母に田舎の話をよく聞いていたからなのか、冬になると父が頻繁にスキーに連れて行ってくれたからなのか。しかし私はこの地に来られて大満足である。先日、念願の五右衛門風呂付きの家に引っ越した。実際に炊く事は知らないのでガス湯沸かし器をつけてしまい、少々風情は損なわれてしまったが、友人らが目当てに来てくれるので嬉しい。 TOKIOがやっているDASH村を欠かさず見ている。食べ物、畳、綿…え、そんなもの作れるの?というものを簡単な機器と手作業だけで作り上げてしまう。見ているとそれぞれの物の歴史が感じられてくる。私も田舎暮らしを極めるならこれ位出来るようにならねばと情熱が沸いてくるのである。 船方総合農場園芸部 (Aさん) |
・1 |
ここのところ仕事で島根へ出かける事が多い。カーラジオから流れる御当地の情報を楽しみにしている。二月一八日の或る番組「三月終わりに、松江市で全国"椿"サミット開催」との話題。今日の陽気といい、なんと春を感じることか(しかし路肩には除雪され灰色がかった塊が延々とのびる景色)。 "椿"と耳にした途端ふと、京都の伯父の事が頭に浮かんだ。ちょうど三年前の二月の終わり、癌で亡くなった。大学での長年に渡る研究生活の傍ら、随筆家として多くの文章を残してくれた人だ。其の中に"椿"を題材にしたものが在った。京都各地の"椿"を訪ね、古来からの人との関わりを格調高くも丁寧に分かり易く表していた。 伯父への思いを胸に目的地に到着。この雲南地方は数々の神話が残る地域だけあって、何か独特の雰囲気を感じる。父祖の地でもあるからなのか、自分に合っている様な気がする。何か心洗われる様な…、資材を引き取り帰路につく。 「姿・形も様々で、時・場所・観る人にもよっても受け止め方は違う…故郷の生家の背戸山に三百年を越す古木があって、母が椿の油を作るのを少年の頃によく手伝った」と、伯父。 今まで、まじまじと観察したことも無く、その風雅をめでたことも無かった。 「よし、今度じっくり観てみよう!まだまだ若輩者の自分には難しくても」 そんな、きっかけをくれたラジオと故郷に今日は感謝。 おわり 船方総合農場水稲部 (Fさん) |
|